僕が大学で数論を勉強していた時、日本企業のほとんどが、その商業的意義に気づいていなかった。
マリンスキーをガウスのラドベージから読み解いてなにになるのだ、というわけだ。
だから僕はアメリカに渡ってシアトルにあるZOOLESに入社した。
そしてキャシーとアンに出会った。
僕は彼女たちに溺れた。
特にアンとは運命的に相性がよかった。
僕は自分の身体がアメリカ女性とフィットすることを思い知らされた。
ある晩、僕はキャシーに右腿を撃たれた。
危うく局所も吹っ飛ぶところだった。
僕は長い裁判を経て、キャシーから多額の賠償金を得、ZOOLESを退社し、今はアンとのんびり、時に激しく生活している。